リベラルアーツ総合研究所「教養と芸術」第5回研究会「視覚障害者向け学習教材の開発―触地図の魅力」開催(2018年11月28日)

名古屋芸術大学 芸術教養領域の研究部門として併設されたリベラルアーツ総合研究所は、教養と芸術について学際的な視点から、社会との接点を自覚しつつ、ひろく研究を進めます。

今日の教養とは何か? 教養が語るべき事項であるとしたら、それはどのような意味においてか? その補助線として(広義の)芸術を想定できるのか? 等々といった、教養と芸術に関する諸課題を、具体的な事象を通して議論します。

その研究成果を発表する「教養と芸術」研究会。第5回は視覚障害者向け教材の開発をテーマに開催します。ぜひご参加ください。

 

第5回「教養と芸術」研究会

萩達也氏(名古屋工業大学技術部)
「視覚障害者向け学習教材の開発―触地図の魅力」
視覚障害者向け学習教材には点字や膨んだ図形で表した触図の他、最近では3Dプリンター製の教材が台頭している。例として国土地理院が無償公開した地図データから作製する、触って分かる地図(触地図)がある。3Dプリンターは操作が簡単だが、現段階では課題が多く実用的でない。代わりに工作機械で触地図を開発している。作品例として日本地図を紹介し、CAD/CAM操作から完成までの経緯と触地図の魅力について述べる。

 

■日時:2018年11月28日[水]17:30-18:30

■会場:テラッセ納屋橋 名古屋芸術大学地域交流センター

■アクセス:名古屋市営地下鉄 東山線・鶴舞線「伏見駅」7番出口西へ徒歩約7分 テラッセ納屋橋3階

■主催:名古屋芸術大学リベラルアーツ総合研究所
■参加:無料ですが、参加する旨、下記Eメールに連絡ください
■問い合わせ:名古屋芸術大学芸術教養領域インフォメーションセンター 0568 22 0123/nua_la@nua.ac.jp

 

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