領域の活動や、専任教員の活動、学生の学外活動などをご紹介します。
「2021年度レビュー選抜展」開催(2022年4月22日から5月11日まで)
『芸術教養領域 2021年度レビュー選抜展』
会期:4/22(金)-5/11(水) *休館:4/28-5/5, 日曜日
会場:Art&Design Center East(名古屋芸術大学 東キャンパス)
2021年度におこなった芸術教養領域での学びを振り返る「レビュー展」より、優秀展示を選抜し、紹介します。
3学年それぞれから選抜された、分野もさまざまな展示をお楽しみください。
(展覧会あいさつ文)
今年の2月末から、ウクライナにいる人々の手により、連日、動画や写真がSNS等をつうじて他国に配信され、戦争報道の形が大きく変わってきた、と論じられています。中央集権的なマスメディアから、個々の発信へ。TwitterやInstagramなどWEB2.0のプラットフォームを使ってはいるものの、WEB3.0の到来を予感させる動きです。この流れは今後も変わらないでしょう。芸術教養領域はアートを含む教養を身につけ、社会の大きな変化に柔軟な発想力で対応し、自分と地域社会のために生きられる人を育てます。
その一環として、学生が自身の学びをふりかえる(review)ための「芸術教養レビュー1」、「芸術教養レビュー2」という授業を設けています。パネルを中心とした作品制作をとおして、これまで学んだことを整理し、自身の成長を確かめると同時に、鑑賞者へ伝わりやすく理解を促せるような情報デザインと展示をプランニングします。また、そのプロセスをつうじて、グループワークやプレゼンテーションなどの力を涵養することが目的です。
2021(R3)年度の9月(1・2年生)と1月(3年生)、学生たちはみずからのプランにもとづき、展示パネル等の作品制作にくわえ、搬入出と展覧会の運営をこなしました。1年生は大学入学前までの振り返りのパネルに加え、他の授業で制作した楽曲や自身を表現するビジュアルボックスを展示しました。2年生は「自分にとっての芸術教養」と「授業を振り返るパネル」を中心に制作しました。3年生は、個人展示以外に、展覧会全体をデザインした企画班による統括的な展示、そして授業「身体と言葉の表現」の受講生たちによる成果展示、授業「ムービー制作」で受講生が共同制作した映像作品3本の展示がありました。
以上の学生たちが自身を的確に振り返り、今後を見すえた佳作が多数あるなかから、特に優れたものをここに展示します。
ご来場くださった皆様におかれましても、長期化しているコロナ禍、戦争の影などの世界を懸命に生きていく力を蓄えつつある学生たちの作品から何かを得てくだされば望外の喜びです。
芸術教養領域教員一同
松村淳子先生ら「フジマツ」のプログラム『結晶編集室(仮)』開催!(2021年8月7日、9月11日)
共に名古屋芸術大学を卒業した、芸術教養領域の松村淳子先生(「博物館概論」ほか担当)と、アートラボあいち運営スタッフの近藤令子さんによる「フジマツ」は、名古屋を中心に美術館やさまざまな施設で活動を展開するアートプログラムユニットです。
そのフジマツが、ただいま名古屋大学博物館で開催中の特別展『結晶展』の関連プログラムとして、『結晶編集室(仮)』を開催!
みなさまぜひご参加ください。
名古屋大学博物館 第27回特別展
『結晶展 -研究者を魅了する多様な結晶たち-』
神秘的な美しさで私たちを魅了する「結晶」。雪の結晶も、実に見事な特徴的な形を示しています。この展覧会では、名古屋大学で遂行されている多彩な結晶研究の、ほんの一部をご紹介します。
■会期:2021年04月27日(火) - 11月06日(土)
10:00-15:00 (入館14:30まで)
*5/12-5/31は臨時休館、8/13-16は夏季休館
■会場:名古屋大学博物館3階展示室
■入場料:無料
■お問合せ:
〒464-8601 名古屋市千種区不老町
名古屋大学博物館事務室
TEL:052-789-5767 / FAX:052-789-5896
関連プログラム『結晶編集室(仮)』
『結晶展 -研究者を魅了する多様な結晶たち-』をじっくり鑑賞し、だれかに伝えることや、わからないことを楽しむこと、わからないことを考える面白さを体験します。
わかったから、しらせたいこと
展覧会をみて、みんなに知らせたいと思ったことをワークシートに書いて伝えます
気になったけど、わからなかったこと
気になったんだけど、よくわからなかったことをワークシートに書いて、みんなと共有します
「わからなかったこと」は、もしかしたら、こういうこと?
「わからない」と思ったテーマについて、仮説を立てて考えてみます
結晶とわたし
岩塩やミョウバン、タンパク質結晶などいろいろな結晶と「わたし」がどれくらい身近なのか、その距離感をみてみます
■日時:2021年8月7日(土)、9月11日(土) 10:00-15:00
■参加:どなたでも参加できます(未就学児保護者同伴)、無料
※両日とも内容は同じです
『結晶展 -研究者を魅了する多様な結晶たち-』について、詳しくはこちら↓
https://www.num2021crystal.net
『結晶編集室(仮)』について、詳しくはこちら↓
https://www.fujimatsu-art.com/結晶編集室-仮/
ユニット「フジマツ」について、詳しくはこちら↓
「芸術教養レビュー」第4回展 開催!(2021年9月24日-29日)
ポスターデザイン:2年 鮫島朱
2017年にスタートした芸術教養領域リベラルアーツコース。「芸術教養レビュー」第4回展では、第4期生、5期生である2年生と1年生が、日頃の学びの成果を展示します。
2年生は西キャンパスにある Art & Design Center West を会場に、メインパネルで芸術教養領域を紹介するとともに、その学びの実例として、自らの実技作品や演習・講義の成果を展示します。1年生は東キャンパスにある Art & Design Center East を会場に、自らの大学入学までの学びを振り返ります。
「芸術教養レビュー」第4回展
■会期:2021年9月24日(金)-29日(水)
11:00-17:00 (East) / 12:15-18:00 (West)
日曜休館、最終日は17:00まで
■会場:名古屋芸術大学 東西キャンパス
Art & Design Center East & West
■主催:芸術教養領域 リベラルアーツコース
■問合せ:0568-22-0123 / nua_la@nua.ac.jp
「芸術教養レビュー」第4回展のポスターはこちらからダウンロードできます↓
「芸術と社会」授業成果が冊子になりました(2021年9月6日)
「芸術と社会」(松村淳子先生担当)の授業では、アートと社会を結ぶ芸術教養領域のコンセプトを基に、芸術と社会とのつながりをさまざまな角度から学んでいます。
2021年度は、調査や議論、現場見学を通して、「30年後の社会にとって必要な拠点としてのアートセンターと、そこで行うアートプロジェクト」を学生が企画しました。
学生たちが成熟した大人になった30年後、どのようなアートセンターがあれば自分たちにとってより良い社会にできるのか、三者三様の成果が生れました。
このたび、その成果を冊子「30年後のアートセンターとプログラムをかんがえる」としてまとめました。この冊子は、現場見学や口頭発表でお世話になった「アートラボあいち」の図書閲覧コーナーに配架させていただいています。みなさまどうぞご覧ください。
■アートラボあいち
〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内三丁目4-13
愛知県庁大津橋分室2階-3階
Tel & Fax: 052-961-6633
Email: ala@aichitriennale.jp
http://aichitriennale.jp/ala/index.html
■アクセス
地下鉄名城線「市役所」4番出口より徒歩5分
地下鉄桜通線・名城線「久屋大通」1番出口より徒歩8分
「MAT Screening」で酒井先生監督の映画『右にミナト、左にヘイワ。』を上映(2021年9月28日-10月9日)
名古屋の港まちでは、芸術教養領域 リベラルアーツコースの古橋敬一先生(「地域文化論」担当)が参加している港まちづくり協議会の主催で、さまざまな展覧会・ワークショップ・イベントが開かれています。
その一つ「MAT Screening」では、国内外問わず優れた映像作品を特集し、上映します。第4回は都市を舞台に制作された映像作品を特集。「City / Action」をキーワードに、デザイナー、映画監督、アーティストによる映像作品を3プログラムに分けて上映します。
その中の1作品として、芸術教養領域 酒井健宏先生(「ムービー制作」他担当)監督の『右にミナト、左にヘイワ。』が9月28日-10月9日にMinatomachi POTLUCK BUILDING 3Fにて上映されます!
また、「み(ん)なとまちをつくるアーカイブプロジェクト」の一つ、「映画を集めて まちをひらく」では、港まちに3つの映画館があったころに港まちの人々が見た映画の記憶についてのエピソードを拾い集め、それに関連した探訪/リサーチやミニシアターイベントを開催します。こちらのプロジェクトにも、酒井健宏先生が監修として参加しました。
みなさまぜひ、どちらもご鑑賞ください。
み(ん)なとまちをつくるアーカイブプロジェクト
「映画を集めて まちをひらく」
■会期:2021年9月4日(土)−10月30日(土) 11:00−19:00
*日曜・月曜・祝日休み
*毎月第2・4水曜日は、午前中に別事業で会場を使用するため、展示等をご覧いただけるのは13:00以降となります。
■会場:Minatomachi POTLUCK BUILDING 2F : Project Space
名古屋市営地下鉄名港線「築地口駅」2番出口より徒歩1分
■主催:港まちづくり協議会
■監修:酒井健宏
詳しくはこちら:
https://minnatomachi.jp/event/tsukuru/579
MAT Screening vol.04「City / Action」
■ 会期:2021年9月14日(火)–10月23日(土) 11:00–19:00(入場は閉館30分前まで)
*愛知県内に緊急事態宣言が発令されている期間は、開館時間を17:00までに短縮します。
*日曜・月曜・祝日 休館日
■会場:Minatomachi POTLUCK BUILDING 3F:Exhibition Space
名古屋市営地下鉄名港線「築地口駅」2番出口より徒歩1分
■入場:無料
■ 企画:Minatomachi Art Table, Nagoya [MAT, Nagoya]
■主催:港まちづくり協議会
詳しくはこちら :
「みなと A GO GO!」今年も開催!酒井先生がコーディネートした昨年度のアーカイブ動画も公開(2021年7月-11月)
名古屋の港まちでは、芸術教養領域 リベラルアーツコースの古橋敬一先生(「地域文化論」担当)が参加している港まちづくり協議会の主催で、さまざまな展覧会・ワークショップ・イベントが開かれています。
その一つ「みなと A GO GO!」は、港まちの魅力的なヒト・モノ・コトに出会うミニツアー。アーティストやクリエイターをホストに迎え、参加者と一緒にまちを歩きながら創作活動をし、港まちを体験するイベントです。その「みなと A GO GO!」が今年度の参加者を募集中です。
また、今回は映像の配信にもチャレンジ!「みなと A GO GO!」イベントサイトでは、昨年度(2021年2〜3月)の取り組みをまとめたYouTube動画が4本公開されています。いずれも芸術教養領域の酒井健宏先生(「ムービー制作」ほか担当)がコーディネートして企画・撮影・編集に協力しました。みなさまぜひご覧ください!
「みなと A GO GO!2021-2022」の詳細およびお申し込みはこちら:
http://www.minnatomachi.jp/minatoagogo2021-2022/index.html
「みなと A GO GO!」のYouTube動画はこちら:
https://www.youtube.com/channel/UCzXj30_I2UrMMDed4aXTllg/featured
港まちポットラックビル アクセス
名古屋市営地下鉄名港線「築地口駅」2番出口より徒歩1分
名古屋芸術大学 芸術教養領域 リベラルアーツコース
〒481-8503
愛知県北名古屋市熊之庄古井281
TEL/FAX : 0568-24-0315