リベラルアーツ総合研究所

名古屋芸術大学で2017年4月に創設された芸術学部芸術教養領域に、教養と芸術に関する学際的研究と、社会との連携を推進する部門として、リベラルアーツ総合研究所が設立されました。

「教養と芸術」研究会では、今日の教養とは何か? 教養が語るべき事項であるとしたら、それはどのような意味においてか? その補助線として(広義の)芸術を想定できるのか? 等々といった、教養と芸術に関する諸課題を、具体的な事象を通して議論します。

また本研究所は、企業・自治体との連携をはかるとともに、「デザインで思考する」等をテーマにした研修開催への協力もおこなっています。


主催・協力のイベント・研究会(上が新しい)

リベラルアーツ総合研究所は、3ヶ月に1度、定期的に「教養と芸術」研究会を開催し、研究活動の成果を内外に発表しています。この研究会を主催する他、芸術と教養に関わるさまざまなシンポジウムや講演会、展覧会などに協力しています。

●「芸術と教養」第3回研究会

■日時:2018年5月11日[金]18:00-20:00

■会場:テラッセ納屋橋 名古屋芸術大学地域交流センター

■アクセス:名古屋市営地下鉄 東山線・鶴舞線「伏見駅」7番出口西へ徒歩約7分 テラッセ納屋橋3階

■主催:名古屋芸術大学リベラルアーツ総合研究所
■参加:無料ですが、参加する旨、下記Eメールに連絡ください
■問い合わせ:名古屋芸術大学芸術教養領域インフォメーションセンター 0568 22 0123/nua_la@nua.ac.jp

 

[研究発表](順序未定)

青山太郎(名古屋文理大学 情報メディア学部)

「アーティスティック・リサーチに関する方法序説──映像作家ヴィンセント・ムーンの仕事を手がかりに──

本発表は、映像作家ヴィンセント・ムーンの近年の仕事を手がかりに、「アーティスティック・リサーチ」というアプローチの方法論的可能性を検討するものである。特にここでは、ジャン・ルーシュのいう「シネ・トランス」やエミール・バンヴェニストのいう「中動態」といった概念を参照しながら、作り手が何らかの知識を獲得していく過程と、表現を創出していく営みの関係について考察をすすめる。

小川真理子(名古屋芸術大学非常勤講師)

映像におけるオルタナティヴの力──『アンダルシアの犬』試論──

映像に表されるオルタナティヴの力とは何であろう──。第一次大戦以降、ハリウッド映画が世界の映画産業のメインストリームとなる中で、1920年代に欧米を中心に実験映画やアートシネマのネットワークが現れた。本発表では、前衛映画の代表作『アンダルシアの犬』(1928年)に焦点をあてる。作品におけるスラップスティク・コメディの要素を足がかりに、シュルレアリスムよりはその前運動であるダダイズムに作品を動かし構成するオルタナティヴの力を求める。同時に、「芸術/反芸術」という概念がいかに映像に表されるかを探る。


● 展示会 MACHI Gallery「スマホで撮ったポートレイト写真」

芸術教養領域 リベラルアーツコースの茂登山清文(「視覚文化」「芸術の記号論」ほか)が、津島市民大学講座(アート特別講座)× つしまアートスケープ主催の「アートに触れて広がる世界」で開催したワークショップの関連企画として、ワークショップで撮影した写真の展示会およびギャラリートークを行います。

■場所:overcoffee(カフェ)

■期間:2018年3月13日(火)-4月1日(日)

■企画:つしまアートスケープ

■協力:名古屋芸術大学リベラルアーツ総合研究所


 「教養と芸術」第2回研究会

■日時:2018年2月9日[金]18:30-21:00

■会場:テラッセ納屋橋 名古屋芸術大学地域交流センター

■アクセス:名古屋市営地下鉄 東山線・鶴舞線「伏見駅」7番出口西へ徒歩約7分 テラッセ納屋橋3階

■主催:名古屋芸術大学リベラルアーツ総合研究所
■参加:無料
■問い合わせ:名古屋芸術大学芸術教養領域インフォメーションセンター 0568 22 0123/nua_la@nua.ac.jp

 

[研究発表]

■茶谷 薫「数学的なリテラシーはどの程度備わっているか~大学の教育でみえてきた問題~」

分数の割り算では、なぜ分子と分母を逆にして掛け算にするのか。

そもそも分数の掛け算がなぜあるのか。

負の数の割り算や掛け算が、マイナスになったりプラスになったりする意味は。

…など、計算はできても、どの程度の意味を理解しているか。数学や算数を大学生はどの程度理解しているか。大学教育でみえてきた問題について報告します。

■日栄一真「肢体不自由者向け電子楽器の開発」

容易に個々の身体機能にパーソナライズできる電子楽器の開発についてと、あわせて、これまでに開発した楽器を紹介します。


 「教養と芸術」第1回研究会

 「リベラルアーツ──視覚をめぐる諸相」

 

初日は6件の研究発表、二日目は東日本大震災と地域の交流にかかわる施設見学を行いました。

■会期:2018年1月13日[土]-14日[日]

■会場:せんだいメディアテークほか

■参加:予約不要・参加無料

■主催:名古屋芸術大学リベラルアーツ総合研究所

■問い合わせ:名古屋芸術大学芸術教養領域インフォメーションセンター 0568 22 0123/nua_la@nua.ac.jp

 

■プログラム

1/13[研究発表]

セッション1(座長 茂登山)

早川知江「絵本と音」13h10-13h50

水谷仁美「記憶/記録のかたち──震災から7年をむかえ」(仮)13h50-14h30

竹本圭吾「東日本大震災からの商店街の復興について」14h30-15h

セッション2(座長 早川)

荘司陽太「サービス企画職から見るLINEの本質」15h20-15h50

稲垣拓也「集団でのクリエイションーWOWの事例より」15h50-16h20

茂登山清文「教養の図,芸術教養の図」16h20-17h

1/14[仙台市内諸施設見学]

メディアテーク館内+わすれン! 

→震災遺構荒浜小学校と周辺の散策(海辺の図書館,スケートパークCDP,佐竹真紀子さんの偽バス停)

→せんだい3.11メモリアル交流館(荒井駅コンコース内)

→東北リサーチとアートセンター TRAC

 

チラシ及び発表のアブストラクトはこちらからダウンロードできます ↓

ダウンロード
第1回研究会チラシ.pdf
PDFファイル 261.9 KB
ダウンロード
第1回研究会 アブストラクト.pdf
PDFファイル 126.2 KB


●国際シンポジウム「アート・リソースとディジタルメディアの活用」(2017年7月23日)

 芸術教養領域 リベラルアーツコースの茂登山清文(「視覚文化」「芸術の記号論」ほか)を中心とした、科研費による「大学における「アート・リソース」の活用に関する総合的研究」チームが、名古屋大学で国際シンポジウムを開催しました。

■日時:2017年7月23日(日) 13:00-17:30

■場所:名古屋大学 文系共同館1AB

■主催:科研費「大学における「アート・リソース」の活用に関する総合的研究」

■協力:名古屋芸術大学芸術学部、名古屋芸術大学リベラルアーツ総合研究所、ユネスコ・デザイン都市名古屋