海外研修

芸術教養領域リベラルアーツコースでは、選択科目として「海外研修」にも参加することができます。

担当教員と参加学生の、コメントと撮影写真を紹介します。



「海外研修」茂登山清文

自分が住んでいる国を一歩出ると、言葉は不自由になり、それに代わって、いろいろな情報が感覚器官を通して飛び込んできます。それは目に見える風景や、聴こえてくる音であったり、料理の匂いや味であったり。その背後には、その国や地域固有の歴史と風土、育まれた文化があります。見知らぬ都市に滞在するなかで、異なるものに接し、限りない多様性を知ります。

研修では、アートフェスティバルを楽しみ、各自で決めたテーマに沿って調査し、帰国後に、その成果を発表します。

隔年開講で、2017年はヴェネツィアという地中海交易の都市と、ゲルマン文化のミュンスター、カッセルを訪れました。

2019年は、ドイツのウルム、オーストリアのブレゲンツ、スイスのザンクト・ガレン、イタリアのフィレンツェ、シエナ、ベネチア、フィンランドのヘルシンキと、盛りだくさんの日程でした。

 

*「海外研修」の写真は、Instagramでも配信しています。
nua.liberalarts」で検索、フォローしてください。


2019年度 参加学生のコメント


石河 夏美(2019年度入学)

ドイツのウルムから、オーストリア、スイス、フィレンツェを経てフィンランドのヘルシンキへ、12日間の旅でした。同じヨーロッパでも国ごとに文化や生活習慣、食の違いがあり、何もかもが新しい体験でした。初めての海外で不安もありましたが、行ってよかったと思います。貴重な経験になりました。また行きたいです。


森 瑠南(2019年度入学)

今回の海外研修で初めてヨーロッパに行きました。

道がコンクリートではなく石畳だったり、家がカラフルだったりと、どこを見てもアジアとは全然違い、異世界に来たようでした。

ドイツ、オーストリア、スイス、イタリア、フィンランドの5カ国に行きましたが、中でも1番のお気に入りはドイツのウルムです。公園に大きなチェス盤があり、実際に遊べたりととてもお洒落な街でした。行ったのが日曜日だったためお店がほとんどやっていなかったのが残念でした。もう一度観光に行きたいです。


遠藤 美月(2018年度入学)

この写真はウルムで撮ったものです。初めての海外朝からドキドキして出掛けて行きました。建物から看板までなんでも可愛らしかったです。まるで自分がミニチュアの世界に入ったようで、とても信じられないような気分でした。この写真の反対側はドナウ川で、有名なドナウ川を実際に見ることができて感激しました。とても美しかったですが、“青く”はなかったです。また、この日は日曜日だったのですが、お店がほとんどやっていなくて驚きました。日本では考えられないようなことですが、週末は家族で過ごすという習慣は素敵だなと思いました。


齋藤 伊織(2018年度入学)

日本では考えられないような文化や、その地ならではのデザイン、街で耳にする音楽も日本とは全く異なっていて多くの新しい発見が出来た研修になりました。


新野 美姫(2018年度入学)

スイスの修道院周辺の一角。

ヨーロッパをドイツからイタリアへ南下するに連れて建物の彩度が落ちて、おもちゃやテーマパークの雰囲気からアンティーク調に統一された街並みがとても素敵でした。


菱田 明日香(2018年度入学)

私は、今回の講義で初めて海外へ行きました。現地に足を踏み入れた際、その国特有の色彩がいっぱいに広がっており、正にこれが『肌で感じる』という事だと思いました。これでもかというほどに芸術を浴び、感動しっぱなしの12日間でしたが、その中で得られたものを少しずつアウトプットできたらと思います。


江尻千里(2017年度入学)

フィレンツェにて。標識の落書きが可愛い!!

日本で見れないもののひとつだと思いました。落書きを探す楽しさがあったり、目印になったりしていたので、「落書き=迷惑」の概念が薄れました。

2枚目はフィレンツェにて。縦列駐車が上手に出来ないとヨーロッパには住めないな、と感じたので写真に収めました!

 


2017年度 参加学生のコメント


安倍慎吾(2017年度入学)

彫刻プロジェクトが開催されていたドイツのミュンスターにいきました。
古い町並みを見て海外にいる実感がわき、町の随所にある展示作品を探し出すために自転車で駆け巡り、現代美術で頭を悩まされ、現地の料理を食べる。本当に全身で海外を感じることが出来た12日間でした。

江尻千里(2017年度入学)

ブラーノ島へ行きました。イタリア語の標識をみて船を乗り継ぎ、たどり着けたことに感動しました。
ミニオンのアイスは日本では見かけたことが無かったのですがドイツとイタリアにはありました。味はバナナでした。


大竹菜実(2017年度入学)

今回の海外研修で初めて海外に行きました。最初は期待と不安がありましたが、行ってみたらとても楽しかったです。

ドイツもイタリアも街並みから日本と違い、とても素敵でした。特にベネチアのブラーノ島は、カラフルな建物ばかりで印象に残っています。

 様々なアートフェスティバルを観ることができ、海外の文化に触れることができてとてもいい経験になりました。

 


松田みのり(2017年度入学)

海外研修でドイツカッセルのドキュメンタに行ってきました。
事前に写真で、10万冊の発禁本を使用して作られた作品 Parthenon of Books(本のパルテノン神殿)を見て、絶対行きたいと思っていたので見る事ができて本当に嬉しかったです。
実際に持っている本を寄付し、アートイベントに参加する事は現地に行かないとできない経験だと思うので、海外研修に行って良かったな〜としみじみ思いました。