授業紹介


芸術教養領域リベラルアーツコースで開講している授業の中からピックアップしてご紹介します。

※各種高校での模擬授業(高大連携プログラム)も実施しています。高大連携プログラムについては、ボタンからご覧ください。


ヴィジュアルリテラシー1

谷野大輔

 

「カメラ・オブスクラ」をつくって写真を撮りその仕組みを考えたり、文字を描いたり、小さな箱のなかに自分の世界を表現したりします。また、日常生活のなかにあるビジュアル表現について、さまざまな視点から理解し、「見る力」を学びます。手を動かし、MacBookを使いながら、ビジュアルに考え、つくる基礎的な能力を身につけます。



サウンドリテラシー2

原田裕貴

 

セミがミンミン、ジージー鳴く音、自動車が通っていく音、エアコンの音……といった「雑音」と「音楽」の境界は、音楽づくり、音づくりの世界では曖昧になってきています。様々な音に親しみ、音の世界の広さと深さを知りましょう。



海外研修

茂登山清文

 

自分が住んでいる国を一歩出ると、言葉は不自由になり、それに代わって、いろいろな情報が感覚器官を通して飛び込んできます。それは目に見える風景や、聴こえてくる音であったり、料理の匂いや味であったり。その背後には、その国や地域固有の歴史と風土、育まれた文化があります。見知らぬ都市に滞在するなかで、異なるものに接し、限りない多様性を知ります。

隔年開講で、2017年は地中海交易の都市ヴェネツィアと、ゲルマン文化のミュンスター、カッセルを訪れました。

2019年は、ドイツのウルム、オーストリアのブレゲンツ、スイスのザンクト・ガレン、イタリアのフィレンツェ、シエナ、ベネチア、フィンランドのヘルシンキと、盛りだくさんの日程でした。

 

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教養と現代

茂登山清文


リベラルアーツは、現代、どのような意味をもつのでしょうか。そして現代のアカデミズムを構成する諸科学は、自由な学芸という観点からみると、いかに文化・文明の発展に資することができるのでしょうか。そうした立場にたって、知の先端をになうゲストを招き、その講義を聴きます。リベラルアーツが、それと一見対立する科学の専門性と向き合うなかで、対話が可能なのかについても考える機会とします。



人類生存のための教養

茶谷薫

 

教養は単なる「知識」ではなく、社会で活躍するため、あるいは生きていくため、なくてはならない「力」となりますー見ることを楽しみ考える力、情報を集めて整理し活用する力、ことばとは何かを知り効果的に使う力、文化の違いを知り自分と他者を理解する力ー。多様な専門性をもつ教員のオムニバス授業で、教養が、自分の人生そして人類の生存にどう関わるかを問い、学びます。



異文化体験

茶谷薫

 

食事、スーパーの品物の並び順、ご老人の杖代わりの乳母車……異なる地域を訪れた時、方言以外にも「文化が違う」という体験をしたことはありませんか。この授業では主に国内でフィールドワークをし、それを報告することを通じ、視野を広げていきます。



教養と地域文化

茶谷薫

 

高校生のときまでは、余り触れたことのない多様な人々が、地域で活躍し、社会と文化を豊かにしています。そのような方々のお話を伺い、ディスカッションしたり、レポートしたりすることを通し、社会性を身に着け、考えの幅と視野を広げ、物事を多面的に捉える力を養います。