2020年度後期「アートプロジェクト1」授業成果を展示(2021年1月15日-22日)

「アートプロジェクト1」の授業風景

 「アートプロジェクト1」は、横断科目として、異なる領域の学生がお互いの専門性を生かして協力し、地域社会との交流やメディアイベントを実際に実施する授業です。

これまでは、学外活動や卒業制作などの「現場」を取材してその内容を発信することが多かった授業ですが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて大きく世界が変わったことを踏まえて、内容も変更することとしました。

コロナ禍では「現場」へのアプローチが難しいこと、コロナに関連したデマ情報の拡散や、オンライン授業の広がりなど、わたしたちをとりまく「メディア」の様相が大きく変化したことを受けて、 “これからの社会で、メディアに振り回されないようにしながら、各種メディアを活用し、情報発信をどのように実施していくのか” ということを実践から学んでいく授業として組み立てることにしました。

 

情報発信の方法にはホームページなどデジタルメディアと、フライヤーなどの紙媒体によるアナログメディアがあります。それぞれの利点や欠点について、実践と講義、ディスカッションを交えながら考察し、その最終課題として『コロナからみた世界』というテーマで、各自リサーチをしたことを発信します。

現在、インターネットをはじめ世界中に様々な「コロナ情報」が溢れかえっています。その中から、正しい情報と間違った情報を見分け、取捨選択し、自分なりにまとめた情報を東キャンパスに新設された交流テラスにある「Akkord(アコルト)」にて、最終課題の成果として発表します。学生がどのような情報を集め、どんな形でアウトプットをするか、ぜひその成果をご覧ください。

 

2020年度後期「アートプロジェクト1」授業成果展示

■場所:名古屋芸術大学 東キャンパス「Akkord」

■会期:2021年1月15日[金]-22日[金] *日曜休み

■担当教員:日栄一真、松村淳子

*無料休憩スペースとして自由に出入りできます

*会場に入る際には、消毒液で手の除菌をお願いいたします